完全なる報復 (2009年)

あらすじ

エンジニアのクライドは、フィラデルフィアで家族と幸せに暮らしていた。ある日、自宅に2人組の強盗が侵入し妻と娘が殺害され、クライド自身も重傷を負ってしまう。

その後、犯人の2人は逮捕され裁判になるが、確実に有罪となる証拠が少なく裁判は難航。検事のニックは、自身の保身も考えてクライドの意向を無視し、主犯のダービーと司法取引をしてしまう。

結果的に従犯のエイムスは死刑で、主犯のダービーは減刑されてしまう。司法に裏切られと感じ、納得のいかないクライドは復讐を決意する。

10年後、関係者への復讐が始まる。

アメリカ/108分

監督・出演者

[監督]
F・ゲイリー・グレイ

[出演者]
ジェラルド・バトラー、ジェイミー・フォックス、ブルース・マッギル、レスリー・ビブ、コムル・ミーニイ

感想

司法制度の問題点と被害者の悲しみなど、様々な事を考えさせられるような映画。司法制度の賛否によって見方が変わり、復讐は逆恨みなのか正義なのかという内容。

ツッコミどころは少しあるが、緊張感のある展開と凄まじい復讐の方法に、サスペンス映画としても面白かった。意外とグロ映像も多いので、苦手な人は注意です。