ユージュアル・サスペクツ (1995年)

あらすじ

ある港の船で多数の死者を出す爆発事件が起こる。警察は、唯一の生き残りであるヴァーバルを警察署に呼び出し事情を聞いていた。

ヴァーバルは、伝説的なギャングである「カイザー・ソゼ」が現れたと語り、自分は犯罪計画に参加しただけで、全てはカイザー・ソゼの仕業だと主張する。

港で何があったのか、カイザー・ソゼとは何者なのか、取り調べは続いていく…

アメリカ/106分

監督・出演者

[監督]
ブライアン・シンガー

[出演者]
ガブリエル・バーンズ、ケヴィン・スペイシー、スティーヴン・ボールドウィン、ベニチオ・デル・トロ、ケヴィン・ポラック、チャズ・パルミンテリ

感想

ブライアン・シンガー監督が一躍有名になった出世作。話や時間軸が結構複雑なので、考えながら見ていないと分かりにくい構成になっている。

カイザー・ソゼが本当に存在したのかという謎より、登場人物の回想は何が正しくて何が嘘なのか、それを考えながら見るのが面白かった。正直、カイザー・ソゼの正体は早めに分かってしまった。

様々な謎が、物語の後半で次々と解明されていく作りは良かった。最後は、すごくスッキリするような終わりだった。