ゲーム (1997年)

あらすじ

父親の財産を引き継ぎ､投資銀行経営者として成功したニコラスは､48歳の誕生日を迎える｡48歳という年齢は､父親が自殺した年齢でもあった｡また､私生活は妻と離婚し､決して充実しているものではなかった｡

そんなある日､弟のコンラッドと食事をしていると､弟から誕生日プレゼントだと言って､CRSと書かれた招待状を渡される｡

ニコラスは興味がなかったが､何となくCRS会社へ赴き､会社が提供するゲームへ参加する事に｡すると､次々と周囲に不思議な事が起こり始める｡

エスカレートしていく出来事に､ニコラスはゲームの中止を申し立てるが…

アメリカ/128分

[監督]
デヴィッド･フィンチャー

[出演者]
マイケル･ダグラス､ショーン･ペン､デボラ･カーラ･アンガー､ジェームズ･レブホーン､ピーター･ドゥナット､キャロル･ベイカー

典型的なサスペンスで､デヴィッド･フィンチャー監督の映画といった感じ｡個人的には､ショーン･ペンの演技がとてもよかった｡

先の読めない展開と､主人公に降りかかる災難がこの映画の中心｡ラストまで物語の真相はわからない｡個人的にも､普通のサスペンスだとラスト近くになると､真相を予想することは出来るが､この映画は分からなかった｡

ラストは上手くまとまっていて､スッキリする終わり方になっている｡とても面白い映画｡