インサイド・マン (2006年)

あらすじ

マンハッタンの信託銀行に4人の銀行強盗が客と従業員を人質に取って立てこもった。ニューヨーク市警のキースとビルは現場へ急行し、犯人たちと睨み合いの膠着状態となる。

一方、マンハッタン信託銀行の会長アーサーは、優秀な弁護士マデリーンにある密命を託して、現場へ向かわせる。

しかし、犯人にはある目的があった…

アメリカ/128分

監督・出演者

[監督]
スパイク・リー

[出演者]
デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター、クリストファー・プラマー、ウィレス・デフォー、キウェテル・イジョフォー

感想

俳優が豪華な犯罪映画。始まりから展開が早くて、上映時間はそこそこ長いが集中して見れた。緊張感の中で、陽気に振る舞うデンゼル・ワシントンの役柄がいい味出している。

物語の途中に、人質となった人達が証言する映像を挟む演出は、全てを疑ってしまうように作られていて、よく考えられているなと感じた。また、登場人物の洒落の効いたセリフも良い。

派手なアクションはないが、予想外の展開もあり面白かった。正直、犯人について説明がないので、もう少し犯人たちの背景を知りたかったところ。