運び屋 (2018年)

あらすじ

有名な園芸家だったアールは高齢という事もあり、仕事も上手くいかず自宅を差し押さえられ、家族とも疎遠になっていた。

人生のどん底にいて途方に暮れていたアールだったが、車を運転するだけの簡単な仕事を持ち掛けられる。何となく仕事を受け、言われた通りに仕事を完了させる。そして、多額の報酬が支払われた。

味を占めたアールは次々と仕事を引き受けるが…

アメリカ/116分

監督・出演者

[監督]
クリント・イーストウッド

[出演者]
クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア、イグナシオ・セリッチオ

感想

ニューヨーク・タイムズの記事「90歳の運び屋」を原案とした映画。特別に派手なシーンはないが、スリリングな展開もあり、淡々と進む物語だが見ていて飽きる事はなかった。あと、物を運んだ回数が毎回表示されるのは面白かった。

運び屋として仕事をしていくたびに少しずつ変わっていく主人公が、愛と金について考えていく展開は考え深かった。神経の図太い爺さん役をするイーストウッドの演技も良い。

派手なシーンもなく、終わりも何となく読めるが、それでも十分面白かった。