11ミリオン・ジョブ (2013年)

あらすじ

警察官になりたかったクリスは、過去の犯罪歴のせいで入学試験を受ける事ができず、仕方がなく地元の警備会社に就職する。

ある日、現金輸送中に強盗に襲われ、クリスは防弾チョッキのおかげで軽傷で済んだが、相棒トニーが死んでしまう。その後、警備会社側のトニーの遺族に対する不誠実な対応に不満を募らせるクリス。

そんな時、友人エディが警備会社に保管されている現金を強奪する計画を持ちかけてくる。

アメリカ/94分

監督・出演者

[監督]
ディート・モンティエル

[出演者]
リアム・ヘムズワース、ドウェイン・ジョンソン、エマ・ロバーツ、マイケル・アンガラノ、ポール・ベン=ヴィクター、クリス・ディアマントポロス、ニッキー・リード、ジェリー・リード

感想

1982年にアメリカで起きた1100万ドル強奪事件の映画化。現金強奪が題材の映画だが、計画を立てて実行するという話が中心ではなく、なぜ現金強奪する事を決めたのかといった感じ。実話ベースなので地味。ドウェイン・ジョンソンの登場は後半から多めです。

話の進み方が遅くて派手なシーンも少ないので飽きてしまうかもしれないが、中盤から盛り上がるので我慢です。友人が無能過ぎたり、警備会社の警備体制が緩すぎたりと都合がいい場面が多いが、実話という事を考えたらリアリティがある。

実話ベースだがもう少し脚色しても良かったと思う作品。最後は実際の関係者も出てくる映像もあって、終わり方は個人的に良かった。