地獄の警備員 (1992年)

あらすじ

総合商社に絵画取引担当の秋子と警備員の富士丸が新入社員として入社してきた。富士丸は過去に殺人を犯したが、精神鑑定で無罪となった人物だった。

そんな富士丸は秋子に好意を抱きストーカーになってしまう。そして、社内で惨劇が始まる…

ホラー/97分

監督・出演者

[監督]
黒沢清

[出演者]
久野真紀子、松重豊、長谷川初範、諏訪太朗、由良宣子、緒形幹太、大杉連、田辺博之、内藤剛志

感想

「スウィートホーム」の黒沢清監督の作品。海外スプラッター映画のような設定で、個人的にはコメディにも見えて面白かった。映画初主演の松重豊さんの狂気じみた演技は見物。

内容はシンプルなので考える事はないが、もう少し人物像の説明が欲しかったところ。海外のヤバイ殺人鬼が出てくる映画が好きな人は面白いと思う。最近だと伊藤英明主演「悪の教典」のような感じ。

正直、訳の分からないまま話が進んで行く映画なので、賛否が分かれる映画かもしれない。個人的には、訳の分からない感じが好きだった。