オーディション (2000年)

あらすじ

製作会社を経営している青山は7年前に妻を亡くし一人息子と暮らしていた｡ある日､友人から映画のオーディションを名目に再婚相手を探したらどうかと提案される｡

息子も再婚を進めていた事もあり､再婚相手を探すオーディションを開くことに｡青山は始め乗り気ではなかったが､ある一人の女性と出会い惹かれていく｡

しかし､この出会いが恐怖へと繋がっていく｡

ホラー/115分

監督･出演者

[監督]
三池崇史

[出演者]
石橋凌､椎名英姫､沢木哲､國村隼､石橋蓮司､松田美由紀､根岸李衣､大杉連､斉木しげる､光石研､広岡由里子､小日向文世､中村美里

感想

月刊｢ペントハウス･ジャパン｣に連載されていた村上龍の小説が原作の映画｡人怖系の映画なので､怪奇現象が好きな人向きではないが､少しずつ恐怖が増していく演出はよかった｡独特な恐怖感がある｡痛々しい映像もあるので､苦手な人は注意です｡

最初はしょうもない主人公のオヤジだと思ったが､終盤に近付いていくと同情するぐらい悲惨｡最後は何となく理解できたが､全体的にもう少し深く説明が欲しかったところ｡

今考えたら､自分の再婚相手を探すためにオーディションを開くって相当ヤバイ｡