ウォーリアー (2011年)

あらすじ

元格闘家で高校教師のブレンダンは、娘の難病にかかる医療費で家庭は厳しく、銀行からは自己破産をすすめられ困惑する。金に困ったブレンダンは、金を稼ぐために再び格闘技の世界へ足を踏み入れる決意をする。

そんな時、海軍兵だった弟トミーが14年ぶりに実家へ帰ってくる。学生時代に父親の指導でレスリング選手として有名だったトミーは、大金を得るために再び父親にトレーナー役を依頼する。トミーには大金が必要な理由があった。

そんな兄弟が、アメリカ最大の総合格闘技大会「スパルタ」を目指し練習を再開する。そして、負けられない2人の戦いが始まる…

アメリカ/140分

監督・出演者

[監督]
ギャヴィン・オコナー

[出演者]
ジョエル・エドガートン、トム・ハーディ、ニック・ノルティ、ジェニファー・モリソン、フランク・グリロ、ケヴィン・ダン

感想

格闘技の映画だけど、父親と息子たちの人間ドラマといった感じの内容で、始まりと終わりでこんなに印象が変わる映画も珍しい。熱い格闘技ドラマなのに最後は感動してしまった。

格闘シーンは迫力があって凄い。出演者の2人とも総合格闘家の肉体になっているので、迫力が増しリアリティもあって驚いた。映像もカメラワークが上手で格闘シーンも見やすくなっている。

出てくる男たち全員が不器用な設定や、寝技の兄ブレンダンと打撃の弟トミーという設定が漫画みたいで面白かった。内容もシンプルです。

格闘技映画で感動するとは…