マネーボール (2011年)

あらすじ

ビリー・ビーンは、スター選手候補の野球選手だったが活躍できずスカウトに転身、現在ではアスレチックスのGMとなっていた。

2001年シーズン終了後、有力選手の移籍が決定的となり、補強のためにオーナーに資金を求めるが難色を示されてしまう。そんな時、他球団のオフィスでピーター・ブランドと出会う。

ブランドは、徹底的に選手の成績を数値で評価する理論を考えており、自分の働いている球団では、その理論が理解されずに肩身の狭い思いをしていた。

その理論に興味を持ったビーンは、ブランドをスカウトし、資金のないアスレチックスを改革していく事を考える。しかし、ブランドの理論は奇抜な理論だと、ビーンの周囲は反発する。

ビーンは苦悩しながらも、何とか低予算の球団を勝利に導こうと行動を起こす。

アメリカ/133分

監督・出演者

[監督]
ベネット・ミラー

[出演者]
ブラッド・ピッド、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト

感想

マイケル・ルイスの「マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男」が原作の映画。ビリー・ビーンの「マネーボール理論」が、どのように形成されていったかを描いていく。

野球データは今でも普通に使われるが、単純に数字の理論で貧乏球団を常勝軍団にしたのは凄いと思った。野球映画だが、基本は経営側の話がメインで進んでいくので、野球に興味がない人でも十分楽しめる映画になっている。

野球経営の一面も見れて面白かった。他に、ブラッド・ピッドの怒り爆発のシーンも見物です。