ワールド・ウォーZ (2013年)

あらすじ

元国連職員のジェリーは、子供を学校に送るため妻カリンと自動車に乗っていた。渋滞に巻き込まれ停車していると、前方から群衆が逃げてくるのを目撃する。

ジェリーは不思議に思い車から出ると、人が人を襲っている光景を目の当たりにする。危険を感じ家族と共にその場から脱出、国連事務次官と連絡を取ることが出来たジェリーは、何とか海上に浮かぶ海軍艦隊へと家族を批難させる。

そこで、謎の感染病が世界中に蔓延している事を知らされたジェリーは、家族を海軍艦隊に滞在させる代わりに国連職員に復帰して感染病の原因を調べる事を半ば強要されてしまう。

ジェリーは悩みながらも、家族と人類のために世界中を回って感染源の調査を開始する。

アメリカ/116分

監督・出演者

[監督]
マーク・フォースター

[出演者]
ブラッド・ピット、ミレイユ・イースト、ダニエラ・ケルテス、ジェームズ・バッジ・デール、ルディ・ボーゲン、マシュー・フォックス、ファナ・モコエナ

感想

マックス・ブルックの小説「WORLD WAR Z」の映画化。原作とは一部の設定以外は別物に仕上がっている。

単純に噛まれるとゾンビになるという設定でもなく、医学的に感染病として扱っているのは面白かった。全体的に逃げ惑うシーンが多いので、パニック映画に近いかもしれない。

感染源を探すのに世界中を回る場面は、次々と国や場所が変わるがテンポがよくて見やすかった。余計な場面は省いた感じ。

とにかく、この映画はゾンビの数に圧倒される。意外とグロ映像も少ないので、苦手な人も何とか大丈夫だと思います。終わり方も、続きが気になるように終わっていて面白かった。

個人的には、単純なゾンビ映画ではなく宗教的な部分も少し入っていてよかった。