オーケストラ！ (2009年)

あらすじ

ロシアの劇場で清掃員をしているアンドレイ｡その昔､天才指揮者として有名だったが､30年前に当時の共産主義政府に従わなかったために楽団を追放された｡その後､楽団は解散し､アンドレイは酒浸りの生活を過ごしていた｡

ある日､アンドレイは清掃中の劇場で､パリの劇場がオーケストラを探している事を知る｡音楽への情熱が我慢できなくなったアンドレイは､働いている劇場の楽団になりすまし､パリへ向かう事を計画する｡

昔の仲間たちを集めてパリへ向かう準備をするアンドレイだが､本当の目的は他にあった｡

フランス/119分

[監督]
ラデュ･ミヘイレアニュ

[出演者]
アレクセイ･グシュコブ､メラニー･ロラン､フランソワ･ベルレアン､ミュウ･ミュウ

全体的にコメディ要素が多く､昔の仲間たちを集めるシーンは爆笑した｡笑いだけではなく､内容もしっかりしていて､クラシック音楽が好きな人は楽しめる｡

最後の演奏シーンは圧巻だった｡クラシックを知らなくても感動する｡笑いあり涙ありで､何だかんだで最後はうまくまとめてきた映画って感じ｡たまには､クラシックを聴こうかなと思わせる作品｡