キング・オブ・コメディ (1982年)

あらすじ

ルパートはコメディアンを夢見る34歳。憧れのコメディアンのジェリー・ラングフォードを救った際に、自分はコメディアンになりたいことを伝える。

するとジェリーが、「今度、事務所にテープを持ってこい」と言ってきた。その気になったルパートは、自分がスターコメディアンになった姿を妄想する毎日を過ごす。

しかし、ジェリーが自分のテープなど聞く気がない事を知ったルパートは、とんでもない行動に出る。

アメリカ/109分

監督・出演者

[監督]
マーティン・スコセッシ

[出演者]
ロバート・デニーロ、ジェリー・ルイス、ダイアン・アボット、サンドラ・バーンハード

感想

タイトルにはコメディと付いているがサスペンスに近く、人間の怖い部分を存分に味わえる映画。現在でいえばストーカーに近いかな。デニーロとバーンハートの演技は、笑いの中にも狂気を感じさせる。

最後は見た人が結論を出せる終わり方で、とてもいい終わり方だった。個人的には、悲しい終わりに見えた。ストーリーが進むにつれて引き込まれる作りはさすが。

少し怖い物語。