アジャストメント (2011年)
あらすじ
上院議員候補のデヴィッドは、エリースという女性と運命的な再会を果たす。偶然会ったことにデヴィッドは喜び、再び会うことを約束し出社した。
しかし、出社した会社で謎の集団に拉致されてしまう。謎の集団は運命調整局と名乗り、本来ならエリースと再会するはずではなかったと語る。その後、今あった出来事を忘れエリースと会わない事を条件にデヴィッドを開放する。
だが、デヴィッドはエリースを忘れる事が出来ず、3年間も彼女を探し続けて再会するが…
アメリカ/106分
監督・出演者
[監督]
ジョージ・ノルフィ
[出演者]
マット・デイモン、エイミー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ、アンソニー・ルイヴィヴァー、ブライアン・ヘイリー、ジョン・スチューワート
感想
フィリップ・K・ディックの短編小説「調整班」が原案の映画。SFサスペンス映画というより、最終的にSF恋愛映画に変わっていく。個人的にジャンルとしては丁度いい感じだったが、中途半端な感じもあり、全体的に盛り上がりに欠けるというのが正直な感想。
内容は最初に全て説明してくれるので、難しそうだが理解は早い。アクションやSF的な壮大な映像は期待しない方が良いが、謎の集団が人類の運命を調整しているという設定は面白かった。
他にはマッド・デイモンのリアクションの感じがよかった。こんな出来事があったら、そういう反応になるよなって感じがよく表現されている。少しだけダメ男な雰囲気が最高だった。
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