ネスト (2009年)

あらすじ

妻と離婚し、サウスカロライナ州の田舎に娘と息子と共に引っ越してきた小説家のジョン。自然豊かな田舎の一軒家で、新たな生活を始める。

周囲を探索し始めた娘ルイ―サと息子サム。そこでルイ―サは小さな丘を見つけ、興味深く探索していた。一方、サムは丘の事を怖がって近づこうとはしなかった。

しばらくして、ルイーサは夜になると家を抜け出し、おかしな行動を始める。ジョンは引っ越してきた土地に何か秘密があるのかと調べ始めるが…

アメリカ/108分

監督・出演者

[監督]
ルイス・ベルデホ

[出演者]
ケビン・コスナー、イバナ・バケロ、ノア・テイラー、サマンサ・マシス、ガトリン・グリフィス、ジェームズ・ギャモン、エリク・パラディーノ

感想

ジョン・コナリーの短編小説が原作。ホラー映画だが、怪奇現象の恐怖というより家族に異変が起こり始める系の怖さ。個人的には好きな部類のジャンルだが、人によってはホラー要素が微妙と思うかも。メル・ギブソン主演の「サイン」が面白いと思った人はいける。

思春期の娘や田舎に引っ越した息子の孤独などはよく描かれていたが、もう少し直接的な怖さに集中しても良かった。不気味な雰囲気は十分だったけど。他には、ケヴィン・コスナーが演じていた父親の苦悩もよく表現されていた。

片親の家族が田舎に引っ越して何かが起こるという定番のホラー映画。ケヴィン・コスナーのホラーも珍しい。