スカーフェイス (1983年)

あらすじ

1980年、反カストロ主義者としてキューバから追放された青年トニーは、アメリカのフロリダ州に渡って来た。しかし、犯罪者でもあったトニーは永住権を認められなかったため、殺害依頼を引き受けて、報酬として永住権を得ることに成功する。

アメリカで働き始めたトニーだが、すぐに闇社会に入り込む。麻薬王の配下として働き始めたトニーは、暗黒街で次第に力を付けていき、マイアミの麻薬王として君臨するまでの大物に成り上がる。

全てを手に入れて順風満帆だったトニーだが、組織の抗争は過激さを増していき崩壊が始まる。

アメリカ/170分

監督・出演者

[監督]
ブライアン・デ・パルマ

[出演者]
アル・パチーノ、スティーヴン・バウアー、ミシェル・ファイファー、メアリー・エリザベス・マストラントニオ

感想

1932年のハワード・ホークス監督「暗黒街の顔役」に、オリバー・ストーンが脚本を務めたリメイク映画。バイオレンス映画で約3時間という長時間は珍しい。

全体的に拷問シーンや銃乱射など過激な映像が多いのと、汚い言葉遣いが連発するのが特徴。禁止ワード連呼しまくるので、気分悪くする人もいるかもしれない。

上映当時は評判が良くなかったらしいが、現在ではカルト的な人気がある。とにかく、アル・パチーノの鬼気迫る演技は凄かった。

激しいマフィア映画が好きな人は十分楽しめる映画。個人的にも面白い映画だと思いました。