キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男 (2011年)

あらすじ

1970年代、港の日雇い労働者だったダニーは、周囲の信頼が厚いことから組合長に就任する。その後、マフィアと知り合いになり、コンテナの積荷品の横流しを始めるが、FBIに摘発されてダニーは窮地に陥ってしまう。

そこでダニーは、身を守るためにFBIと取引をして釈放してもらうことを選ぶ。そして取引条件として、ダニーはFBIにマフィア組織の様々な情報を提供し始める。

しかし、この出来事が街全体を巻き込むマフィア同士の抗争に発展してしまう…

アメリカ/106分

監督・出演者

[監督]
ジョナサン・ヘンズリー

[出演者]
レイ・スティーヴンソン、ヴィンセント・ドノフリオ、ヴァル・キルマー、クリストファー・ウォーケン、リンダ・カーデリーニ、トーマス・マーカス、ヴィニー・ジョーンズ

感想

リック・ポレロの実録犯罪小説「To Kill the Irishman」が原作の映画。この事件の後、司法当局によりマフィアが衰退していく原因となった出来事を描いている。

マフィアと対抗したり、FBIと取引するなど、なかなか気合の入った人物が主人公。クリストファー・ウォーケンやヴァル・キルマーなどの脇役もいい役者が出演している。

スリリングな展開が続き面白かったが、もっといいタイトル付けた方が良かったような気がする。あと、なぜか日本では劇場未公開の作品だったので、非常にもったいない映画。