15ミニッツ (2001年)

あらすじ

ニューヨーク市警察殺人課の刑事エディは、たびたびニュース番組に出ている有名な刑事。ある日、二人組による凶悪な殺人事件が発生し、捜査に同行したいという消防局員ジョーディと共に事件を操作する。

しかし、捜査の過程でエディは二人組の犯人に捕まってしまい、二人はある撮影を始める。その映像はメディアに買われて放送されるが、内容は驚くべきものだった。

アメリカ/120分

監督・出演者

[監督]
ジョン・ハーツフェルド

[出演者]
ロバート・デ・ニーロ、エドワード・バーンズ、ケイシー・グラマー、エイヴリー・ブルック、オレッグ・タクタロフ、メリーナ・カナカレデス

感想

タイトルの由来は、アンディ・ウォーホルの言葉「15分で誰でも有名人になれるだろう」らしく、まさにその言葉を映像化したような映画。単純な事件ものではなく、様々な事を考えさせられる映画で面白かった。

メディアを風刺して描いていて、メディアの暴走や倫理観を考えさせられる内容。また、視聴者にも同じ事を問いかけている。さらに、アメリカ社会の成功の為なら何をしてもいい風潮も批判しているようにも感じた。

デニーロの刑事役がカッコよくて、犯人のイカれた演技もなかなかだった。