エイリアン・ネイション (1988年)

あらすじ

不時着したUFOにいた宇宙人が移住しているアメリカ。相棒を失った刑事サイクスは、宇宙人サムと相棒を組むことを志願する。サイクスは宇宙人が嫌いで有名だったため周囲は驚いていた。

しかし、サイクスには相棒が殺された事件に宇宙人が関係している事を知っていたため、サムを利用しようと考えてのサムとの相棒志願だった。

サイクスとサムが捜査をしていくと、宇宙人の間で謎の液体が広まっている事を知る。この事実を知ったサムの様子が変わった事に、サイクスは疑念を抱く。

アメリカ/91分

監督・出演者

[監督]
グレアム・ベイカー

[出演者]
ジェームズ・カーン、マンディ・パティンキン、ロジャー・ブラウン、テレンス・スタンプ、ジェフ・コーバー、レスリー・ビーヴィス

感想

テレビシリーズも放映されていた、人間とエイリアンが共存する社会をテーマにした映画。格闘シーンは少なめで、迫力のある銃撃シーンが多め。また、腐った牛乳で酔っ払ったり、海水に弱いなどエイリアンの設定も作り込まれている。

登場人物の台詞の掛け合いが最高に面白かった。エイリアン嫌いのベテラン刑事と新人刑事のエイリアンが、一緒に捜査して友情を築いていく様子もよく描かれている。

SF的な派手なシーンはないが、普通に刑事ものとして面白かった。アクションはあまり期待しない方がいいかも。