インフェクション/感染 (2014年)

あらすじ

紛争地域で生物兵器が使用された事で世界中が混乱していた。人々は正気を失い、逃げる者や助け合う者など様々な思惑が交錯していった。

そんな中、生物兵器の開発に関わったアンディは後悔の念と、余命わずかな妻エスターを想いながら過ごしていた。弁護士ミアは、そんな顧客であるアンディの話を聞いていた。

一方、小説家を目指す夫レンは、過去に妻ミアの弁護士になるサポートをしてきたが、レン自身は行き詰っていた。

そして、多くの人が世界の終焉の時を迎えようとしていた。

アメリカ/98分

監督・出演者

[監督]
ブライアン・ホリウチ

[出演者]
ジョシュ・ハ―ネット、ロザリオ・ドーソン、ジーナ・ローランズ、フランク・ランジェラ、テリーサ・パーマー、ペン・バッジリー、アレクシス・ブレデル

感想

三組の男女が世界の終末を過ごしていく映画。パニック映画だがその要素は薄いので、感染病のパニック映画と考えているなら少しガッカリするかも。人生の最期をどのように終えるのか、というのがテーマだと感じた。

感染病が蔓延したらどうなるのか、というリアリティは表現されているが映画としては普通過ぎたのかもしれない。もう少し盛り上がる場面が欲しかったところ。

人間関係や登場人物の人生が話の中心なので、感染病の原因と解決やゾンビのような展開を期待している人には向きません。あと、時系列が理解しにくいのが難点だった。