セル (2016年)

あらすじ

ボストン空港で家族に電話していたクレイトンは、携帯電話のバッテリーが切れたため充電場所を探していた。すると、周囲の人々が突如として暴徒となり空港はパニックになってしまう。

訳も分からず、何とかクレイトンは空港から地下鉄へ逃げ込んだ。そこで、車掌トムと少女アリスと出会い、協力しながら家族のもとへ帰ろうとするが…

アメリカ/98分

監督・出演者

[監督]
トッド・ウィリアムズ

[出演者]
ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、イザベル・ファーマン、オーウェン、ティーグ、クラーク・サルーロ、アンソニー・レイノルズ

感想

スティーブン・キングの小説「セル」の映画化。自らも脚本に関わった作品。謎の現象により、主人公が逃げ回るという定番のパニックホラー。キングの作品が好きな人向けといった映画なので、万人向けの映画ではないと思う。

パニックホラーとしては、唐突に襲われる恐怖など迫力があってよかったけど、もう少し全体的な謎の解明があればもっと面白かった。キング作品っぽい終わり方とも言えるが、説明なさすぎるかも。

前半は盛り上がったが、後半が少し弱かったというのが正直な感想。設定は良かったので、続編が見たくなるような映画だった。