刺さった男(2012年)
あらすじ
広告業界の元エリート会社員だったロベルトは、失業して2年経つが再就職できずに人生のどん底にいた。友人の会社に頼みに行くが、それも上手くいく事はなかった。
失意の中、ロベルトは何となく妻と訪れた事のある思い出のホテルを訪れる。しかし、ホテルはなく遺跡が発見されたという理由で博物館に改築されている最中だった。
ロベルトは無断で中に入り思い出に浸っていたが、警備員に見つかり声をかけられ焦ったロベルトは遺跡の発掘現場へと落下してしまい、後頭部に細い鉄骨が突き刺さってしまう。
家族やマスコミ、救急隊などが駆けつける中、動けず意識のあるロベルトは人生を挽回する行動に出る…
スペイン/94分
監督・出演者
【監督】
アレックス・デ・ラ・イグレシア
【出演者】
ホセ・モタ
サルマ・ハエック
ブランカ・ポルティージョ
フェルナンド・テヘロ
アントニオ・デ・ラ・トレ
感想
最大のピンチをチャンスに変えるという単純な内容で、主人公の周囲に集まる一癖もある人々を楽しむ感じの映画。
正直、笑いどころに困る内容でもあったが、結末が予想しにくくて中盤から感動展開になり終わるという不思議な映画だった。思いっきりブラックコメディなので苦手な人には向かないかも。
映像は動きが少なく退屈するかもしれないが、個人的には予想より面白かった。

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