オットーという男(2022年)
あらすじ
ペンシルベニア州ピッツバーグで暮らすオットーは、真面目で頑固な人物として周囲からは厄介な存在とされていた。
そんなオットーは会社から定年退職に追い込まれ愛する妻まで亡くし、生きる希望を無くして自ら死を選ぼうとしていた。
リビングで首を吊ろうとしていたオットーは、偶然にも向かいに引っ越してきた夫婦が縦列駐車をできずに困っているのを見てしまう。
オットーは厄介者の血が騒ぎ、自殺を中断して夫婦の縦列駐車を助けてしまう。この出来事から、何度も自殺しようとするが失敗し続けてしまう。
その後、向かいに引っ越してきた家族と関わる事が増えていき、次第にオットーの心境は変化していく…
アメリカ/126分
監督・出演者
【監督】
マーク・フォースター
【出演者】
トム・ハンクス
マリアナ・トレビーニョ
マヌエル・ガルシア・ルルフォ
レイチェル・ケラー
トルーマン・ハンクス
感想
スウェーデンの映画「幸せなひとりぼっち」のリメイク。内容は暗いのに、クスっと笑ってしまう感じはオリジナル版と同じで面白かった。
ただ、内容はオリジナルに忠実なので、もう少しリメイクの独自性があってもよかったかも。正確に言えば、頑固オヤジの主人公がオリジナルより少しマイルドになっていたところは違った。
笑いあり涙ありといった感じの作品で、トム・ハンクスの頑固オヤジ役は名演技だった。オリジナル版と同様に良作。
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