カポネ(2020年)

あらすじ

1940年代のフロリダ。長期の服役を終えたマフィアのアル・カポネは、豪邸で静かに余生を過ごしていたが、梅毒により正常な判断もつかないほど病気にむしばまれていた。

しかし、FBIはカポネは仮病だと思い監視を続けていたが、カポネは病気の進行により正気を失っていく…

アメリカ、カナダ/104分

監督・出演者

【監督】
ジョシュ・トランク

【出演者】
トム・ハーディ
リンダ・カーデリーニ
マット・ディロン
アル・サピエンザ
キャサリン・ナルドゥッチ
ノエル・フィッシャー
ジーノ・カファレリ
カイル・マクラクラン

感想

伝説のマフィアであるアル・カポネの晩年を描いた映画。全盛期のカポネではなく、晩年のカポネを中心に物語が進むのでマフィアの抗争や銃撃戦などはない。

病気で認知機能が低下したカポネが過去を彷徨うような構成だが、カポネに関してあまり説明がないのでアル・カポネがどのような人物かは知っておいた方が楽しめる。

裏でFBIの話が同時に進んでいたり、カポネが病気で変貌していく様子などリアルで面白かったが、話が中途半端に終わった感じもあったのでそこは残念だった。

トム・ハーディの熱演は凄いです