フッテージ(2012年)

あらすじ

エリソンは10年前にベストセラー作家として有名だったが、現在では売れないノンフィクション作家となっていた。そこでエリソンは、再起を図るために家族とペンシルヴァニア州の郊外の一軒家に引っ越す。

その一軒家では過去に家族が惨殺され幼い娘が失踪するという事件が起こっており、エリソンは家族に秘密でその事件の真相を本にしようとしていた。

しばらくして、エリソンは屋根裏部屋で5本の8㎜フィルムと映写機を見つける。そのフィルムを見てみると、そこには前に住んでいた家族の楽しそうな姿と惨殺された姿が映し出されていた。

さらに、フィルムの入っていた箱のふたの裏側を見ると殺害場面の絵が描かれているのを見つけ、そこにはミスター・ブギーという人物がすべての絵に描かれていた。

アメリカ/110分

監督・出演者

【監督】
スコット・デリクソン

【出演者】
イーサン・ホーク
ジュリエット・ライランス
フレッド・ダルトン・トンプソン
ジェームズ・ランソン
クレア・フォーリー
マイケル・ホール・フォーリー
マイケル・ホール・ダダリオ

感想

ホラー要素だけではなく謎解きもあるホラー映画。直接的な怖さは控えめだが、設定や不気味な雰囲気や音響など十分怖かった。総合力で勝負したといった感じ。

序盤は話の進み方が遅いが、中盤からオカルト系に展開していく。所々で映し出される8㎜映像が恐怖を演出していて良かったが、後半まで盛り上がる場面は少なめ。

静かだがゾクゾクするような恐怖を味わえる映画で面白かった。