ハリウッドランド(2006年)

あらすじ

1959年、ドラマ「スーパーマン」の主演俳優ジョージ・リーブスが自宅で死亡した。警察は自殺と断定するが、納得のいかないリーブスの母ヘレンは私立探偵シモに捜査を依頼する。

シモは捜査の過程で自殺という警察の判断に疑問を持つようになっていく。さらに捜査を進めていくと、シモはハリウッドの光と闇の部分を目の当たりにしてしまう。

アメリカ/126分

監督・出演者

【監督】
アレン・コールター

【出演者】
エイドリアン・ブロディ
ダイアン・レイン
ベン・アフレック
ボブ・ホスキンス
ロイス・スミス
ロビン・タニー

感想

実際の事件を原案にした事件。個人的にジョージ・リーブスの話はこの映画で初めて知ったが、あくまでも原案がジョージ・リーブスの事件であり、この映画はフィクションだという事も強調されている。

ジョージ・リーブスの話と事件を調査する探偵の話が交互に進み、臨場感のある構成。全体的に人間関係の話が中心なので、あまり緊張感のあるハラハラしたような展開は少なかった。

実際の事件は解決していないので結論は映画「JFK」のように、何とも言えない終わり方になっているのが残念だった。個人的にはミステリーとしても、そこそこ面白かった。