アダプテーション(2002年)

あらすじ

映画「マルコヴィッチの穴」で評価を得た脚本家のチャーリー。次回作は作家スーザンが書いたノンフィクション作品の脚色を依頼されて作業に取り掛かるが、仕事が上手くいかず悩んでいく。

そこに双子の兄弟ドナルドが、自分も脚本家になると言い出し勉強を始める。ドナルドを邪魔だと思っていたチャーリーだったが、ドナルドが次第に脚本家として注目されるのを見て焦り始めていた。

そして、チャーリーは実際にスーザンに会ってみようとニューヨークへ向かうのだが…

アメリカ/114分

監督・出演者

【監督】
スパイク・ジョーンズ

【出演者】
ニコラス・ケイジ
メリル・ストリープ
ティルダ・スウィントン
クリス・クーパー
ブライアン・コックス
マギー・ジレンホール
カーラ・シーモア
ジョン・キューザック
ジョン・マルコヴィッチ

感想

実際の映画「マルコヴィッチの穴」の脚本家を主役にした映画。登場人物たちの苦悩が中心に描かれている作品だが、なかなか理解するのに苦労したというのが正直な感想。

コメディだが爆笑するような感じではなく、ジワジワくるような面白さなので人を選ぶ作品。個人的には陰気な天才脚本家と陽気な新人脚本家の双子役のニコラス・ケイジが最高に面白かった。

思いっきり賛否がありそうな作品で、ハマる人はとても面白いと思うが人によってはすぐに見るのを止めてしまいそうな気もする。個人的には好きな感じだったので、終盤の思わぬ方向へ話が進んで行く場面まで見てほしい。