ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年)

あらすじ

1920年代のニューヨーク。ユダヤ系移民の悪ガキ少年ヌードルスは、ブロンクスから引っ越してきた少年マックスと同年代という事もあり仲良くなり二人で悪さを始める。

地域の悪ガキ集団だったヌードルスと仲間たちは、次第にマフィアとして有名になっていく。そんな時、ヌードルスは仲間を殺された復讐のために殺人を犯してしまい刑務所に入れられてしまう。

1931年に刑務所から出所したヌードルスを待っていたのは、禁酒法で大儲けしたマックスと仲間たち。マフィアとして成功した仲間たちと共にヌードルスも仕事をしていく。

しかし、ヌードルスはマックスのやり方に疑問を感じ始める。ヌードルスはマックスのために、ある行動に出るが最悪の結果になってしまう。

長い月日が流れ1968年。ニューヨークから離れて生活していた年老いたヌードルスは、ある人物から再びニューヨークに呼び戻されるが…

アメリカ/205分

監督・出演者

【監督】
セルシオ・レオーネ

【出演者】
ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、トリート・ウィリアムズ、チューズデイ・ウェルド、バート・ヤング、ジョー・ペシ、ダニー・アイエロ

感想

少年時代から始まる長時間映画としては、過去の話や登場人物の説明が分かりやすく作られている。終盤以外は典型的なマフィア映画だった。

少年時代の恋心やギャング時代の非道な犯罪など幅広く描かれており、特に主人公が善人ではなく悪行もしっかり描かれている事により、年老いた主人公に哀愁を感じた。人に歴史ありというのがよくわかる構成。

正直、上映時間が長いのでマフィア映画が好きな人向けの作品だと思うが、最後にちょっとした謎解きもあって面白かった。