9ナイン 9番目の奇妙な人形(2009年)

あらすじ

人類が滅亡した世界。ある研究所で9と描かれた人形が目を覚まし、荒廃した外の世界へ向かった。

声の出ない9は2と描かれた人形に助けられ、話す事が出来るようになる。そこで、2は9に向かって「私たちは、仲間だ」と語りかけてくる。

戸惑う9だったが、2は謎の機械に連れ去られしまう。再び一人になってしまった9だったが、すぐに数字が描かれた人形たちに出会い、様々な事を聞かされる。

9は自分たちは何のために作られたのか疑問を持ちながら、連れ去られた2を助けるため、他の人形たちと協力して救出に向かう。

アメリカ/79分

監督・声優

【監督】
シェーン・アッカー

【声優】
イライジャ・ウッド
フレッド・タタショア
ジェニファー・コネリー
クリスピン・グローヴァー
ジョン・C・ライリー
マーティン・ランド―
クリストファー・プラマー

感想

アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた、3D短編映画が長編となった映画。全体的に暗い雰囲気の3Dアニメーションとなっており、内容も戦いや恐怖などが中心なので、子供向けの映画ではないかも。

戦闘シーンや人形たちの表情など映像はよく出来ていて、内容も主人公の冒険活劇といった感じもあるので、暗い内容を気にしなければ万人向けの映画。

個人的には、謎解きありホラー要素ありで予想以上に面白かったが、ダークファンタジーのような世界観なので人を選ぶ映画とも言える。小さな子供に見せるのはオススメしない。