イントゥ・ザ・ワイルド (2007年)
あらすじ
裕福な家庭に生まれ、大学も優秀な成績で卒業したマッキャンドレス。そんな人生に嫌気がさし、何かを探しにアラスカへの旅に出る。
身分証明書も捨て、偽名を語りながら多くの人と出会い各地を放浪していく。人との出会いや別れ、孤独などの様々な経験をしてアラスカにたどり着く。
マッキャンドレスは、一台の捨てられていたバスを拠点にして生活を始めるが…
アメリカ/148分
監督・出演者
[監督]
ショーン・ペン
[出演者]
エミール・ハーシュ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック
感想
ジョン・クラカワーのノンフィクション「荒野へ」の映画化。一人の若者が自分探しの旅に出るという話を描いているだけではなく、妹目線で兄がどのような人物だったのか語る構成は多角的で良かった。
派手なシーンはなく、淡々と話が進んで行くという感じで上映時間は長いが、登場人物も少ないので物語に集中できる。結末は知っていても、一人の若者が何を感じ思ったのか、上手く描かれていて面白かった。
一人では決して生きる事は出来ないという事も学べる映画。見る人の年齢によって、この作品の感じ方は違うかも。
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