アメリカン・ハッスル(2013年)

あらすじ

1970年代のアメリカ。天才詐欺師のアーヴィンはFBI捜査官リッチーに逮捕されてしまうが、詐欺の罪を無罪放免にする司法取引を持ちかけられる。

それは、ニュージャージー州アトランティックシティに開発中のカジノの利権に群がる者を一掃するため、おとり捜査に協力するというもの。

市長のカーマインに狙いをつけ、アーヴィンは相棒のシドニーと共に捜査に協力する。

アメリカ/138年

監督・出演者

【監督】
デヴィッド・O・ラッセル

【出演者】
クリスチャン・ベール
メルヴィン・ワインバーグ
ブラッドリー・クーパー
エイミー・アダムス
ジェレミー・レナー
ジェニファー・ローレンス
ロバート・デ・ニーロ
ルイ・C・K
マイケル・ペーニャ

感想

実際に起きた「アブスキャム事件」を題材にした映画。出演陣は豪華で、一癖もある役が大勢いて面白い。詐欺師の話だが、基本場ブラックコメディ満載の内容で、アメリカの70年代の雰囲気も表現されていて映像も良い。

爆笑ではなくブラックジョークが多いので、普通のコメディ映画好きの人には向かないかもしれないが、シナリオとコメディの両方を楽しみたい人は面白いと思うかも。

実話なので、盛り上がる場面は少なくて淡々と見る感じになるので、人を選ぶ作品だと思うが、個人的には笑いと内容のバランスが取れていて面白かった。

本当に髪の毛を抜いて禿げたり太ったりと、クリスチャン・ベールもよくやるなと思う。