キャメラを止めるな!(2022年)

あらすじ

日本でヒットした映画を、リメイクする仕事が舞い込んできたレミー。しかし、30分生放送という過酷な内容で、日本人プロデューサーの無茶な要求もあり、監督を引き受けるか迷ってしまう。

家族の協力もあり、リメイク映画の監督を引き受ける事を決めたレミーだったが、家族の暴走や問題ばかり起こすスタッフたちなど、映画製作は困難を極める。

ただ、レミーは決してカメラを止める事はない…

フランス/112分

監督・出演者

【監督】
ミシェル・アザナヴィシウス

【出演者】
ロマン・デュリス
ベレニス・ベジョ
グレゴリー・ガドゥボワ
フィネガン・オールドフィールド
マチルダ・ルッツ
セバスチャン・シャサーニュ

感想

日本映画「カメラを止めるな!」のリメイク映画。基本はコメディ映画なので怖さはないが、ゾンビ映画なのでグロ映像はあります。苦手な人は注意。

映画の前半はバカ映画のように見えるが、後半はゾンビ映画をどうやって成功させるのか苦悩する監督の姿を上手く描いている。

常に小さな笑いを入れてくる構成は個人的に面白かったし、全体的にドタバタ感のあるコントのような作りでも、ストーリーは上手くまとまっているので見やすかった。

スタッフ同士の衝突もありながら、絶対に映画を完成させるという姿に感動。くだらない、B級映画だと思って見始めたが意外と面白かった。