グランド・ブダペスト・ホテル (2014年)
あらすじ
1932年、グランド・ブダペスト・ホテルには伝説のコンシェルジェのグスタヴ・Hがいた。彼の接客には定評があり、多くの裕福層マダムが訪れる。
ある日、グスタヴは常連客のマダムDが殺害されたという事件を新聞記事で知る。驚いたグスタヴは、信頼するベルボーイの移民青年ゼロと共にマダムDの住むルッツへ向かう。
そこで、マダムDの莫大な遺産相続の問題に巻き込まれたグスタヴは、ゼロと共に問題解決に奔走する。
ドイツ、アメリカ/100分
監督・出演者
[監督]
ウェス・アンダーソン
[出演者]
レイフ・ファインズ、F・マーリー・エイブラハム、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ハーヴェイ・カイテル、ジュード・ロウ、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン
感想
監督がシュテンファン・ツヴァイクの著書からヒントを得て制作した映画。個性的な登場人物が多数出て来て、爆笑というよりシュールな笑いが続く作品。セリフのやり取りでクスっとくる感じ。
思い出を語るような構成で話が進み、とにかくテンポが良いので、飽きずに最後まで見る事が出来る。登場人物は多めだが、豪華な俳優陣と個性的な役柄のおかげで、混乱せずに人物関係は問題なく理解できた。
爆笑するようなコメディ映画が好きな人には向かないと思うが、独特な世界観で映像も美しく、コメディ映画だが意外とサスペンス要素もあって個人的には面白かった。終わり方も良い。
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