N号棟 (2022年)

あらすじ

かつて心霊現象で話題となった廃団地に、史織は同じ大学に通う啓太と真帆の二人で興味本位に訪れた。すると、誰も住んでいないはずの団地に住人たちが居住していた。

不思議に思い三人は廃団地を調べようと行動に移るが、突然のラップ音や住民が目の前で自殺するなど不可解な出来事が起こる。

自殺が起こっても普段と変わらない様子の住人たちを見て恐怖する史織たちだが、次第に啓太と真帆が住民たちに洗脳されていく。

ホラー/103分

監督・出演者

[監督]
後藤庸介

[出演者]
萩原みのり、山谷花純、倉悠貴、筒井真理子、諏訪太朗、赤間麻里子、岡部たかし

感想

2000年前後に岐阜県で起きた騒動「幽霊団地騒動」がモチーフの映画。直接的な怖さは少ないが、ゾクゾクするような怖さが中心で、後半になると内容がガラリと変わる構成。

正直、気味の悪い感じは物凄く演出されていたが、余計なシーンが多くて内容が少し理解しにくかったのが残念だった。個人的には住人の不気味さが怖くて良かったけど、ホラー映画として全体的には微妙。

奇妙な住人の様子や宗教的な雰囲気は映画「ミッドサマー」のような感じなので、「ミッドサマー」が面白いと思った人はハマるかも。