フィールド・オブ・ドリームス(1989年)

あらすじ

アイオワ州の広大な土地でトウモロコシ畑を営むレイ。ある日、トウモロコシ畑で「それ作れば、彼は来る」という不思議な声を聞き野球場の幻を見る。驚いたレイは、妻アニーに話すが「疲れているのよ」と相手にされなかった。

農場の経営状態が悪かった事もあり、何とか金を工面しようと考えるレイだったが、トウモロコシ畑での出来事が頭に残っていた。結局、周囲の猛反対にもかかわらず、畑の一部を野球場に作り替える事に決める。

日が落ちて野球場が暗闇に包まれた時、レイは野球場に人影を見つける。そこにいたのは、現代にいるはずが無い昔の名選手だった。

次々と現れる名選手たちと交流する事で自らの人生を振り返るレイ。そんなある日、レイは一人の選手に目が留まる。その人物とは…

アメリカ/107分

監督・出演者

【監督】
フィル・アルデン・ロビンソン

【出演者】
ケビン・コスナー
エイミー・マディガン
ギャビー・ホフマン
レイ・リオッタ
ティモシー・バスフィールド
ジェームズ・アール・ジョーンズ
バート・ランカスター

感想

ウイリアム・パトリック・キンセラの小説「シューレス・ジョー」を原作に監督が脚色した映画。

野球選手の名前がたくさん出てくるが丁寧に説明されていて、野球を知らなくても十分楽しめる作品になっている。基本は家族の絆がテーマとなっている。

展開が早くてとても見やすく、シリアスなシーンばかりではなくてコミカルな要素もあって個人的には面白かったが、やはり野球を知っているか知らないかで楽しさが変わる作品だと思います。

意外と不思議でファミリー向けの映画でもあるので、そこを目的に見るのもいいかも。