GONZO ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて (2008年)

あらすじ

革新的な取材方法や過激な発言でアメリカ社会に発信し続けたハンター・S・トンプソン。2005年に亡くなった後でも、多くの人に影響を与え続けるジャーナリストの生涯とは…

アメリカ/120分

監督・出演者

[監督]
アレックス・ギブニー

[出演者]
ハンター・S・トンプソン、アニタ・トンプソン、ボブ・ブローディス、チャールズ・ペリー、ダグラス・ブリンクリー、ゲイリー・ハート、ジョージ・マクガヴァン、ジミー・カーター

感想

多くの有名な人物がハンター・S・トンプソンを語っているドキュメンタリー映画。インタビューを受けている人たちが、何だかんだ言って面白い男だったと語るのは、無茶苦茶な人物だが愛されていたんだなと感じるような話ばかり。

1960年代後半の市民と警察の衝突など、混乱期にあったアメリカで賛否があっても、ジャーナリズムを貫いた人物だったというのが作品の感想。

アメリカの政治や時代背景を理解していないと興味を持てない作品かもしれないが、個人的には一人の破天荒なジャーナリストの人生は、とても興味深くて面白かった。最後の葬式のシーンは、不謹慎にも笑ってしまった。