デイブレイカー(2009年)
あらすじ
世界人口の多くがヴァンパイアとなった未来。数少ない人間の一部はヴァンパイアの食料として血液の生成に使われ、他の人間は隠れて暮らしていた。
そんな中、人間が激減して絶滅の危機に瀕している事で血液不足となり、ヴァンパイアの血液研究者エドワードは人間を必要としない代用血液の開発を急いでいた。
開発が上手くいかずに悩んでいたエドワードに人間の女性オードリーが接触してくる。そして、ライオネルを紹介され、ヴァンパイアと人間が共存できる衝撃的な方法をエドワードは知ることになる。
アメリカ、オーストラリア/98分
監督・出演者
【監督】
マイケル・スピエリッグ
ピーター・スピエリッグ
【出演者】
イーサン・ホーク
ウィレム・デフォー
サム・ニール
クロ―ディア・カーヴァン
マイケル・ドーマン
イザベル・ルーカス
ヴィンス・コロシモ
マンゴ・マッケイ
感想
ヴァンパイアが多数派で人間が少数派の世界という珍しい設定の映画。人間とヴァンパイアの戦いが中心ではなく、ヴァンパイアが食糧問題に直面するという設定がまた面白い。
ホラー映画としても良く出来ていて、内容だけ聞くとB級映画のように感じるが、血液を長い時間摂取しなければ巨大なコウモリの化け物になってしまうなどの細かい設定もあり、単純ではなくて面白かった。
ヴァンパイア系の映画なので、血が多く出たりグロイ映像も少しあるので苦手な人は注意が必要だが、近未来とヴァンパイアの世界観が上手く混ざり合っている良作。
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