悪魔とダニエル・ジョンストン (2005年)

あらすじ

ダニエル・ジョンストンは自主映画を撮ったり、テープに言葉を録音している青年だったが、家出をして別の州へ移り住む。

そこで、自らの歌をテープに録音し無料配布し始めると、そのテープが音楽関係者の目に留まり、ダニエル・ジョンストンは有名人になっていく。しかし、躁鬱病や妄想に苦しみ、彼の繊細な心は壊れていってしまう。

ついに、精神病院に入退院を繰り返す事になるが、家族はダニエル・ジョンストン支え続けた。ダニエル・ジョンストンの苦しみと栄光を映し出したドキュメンタリー。

アメリカ/110分

監督・出演者

[監督]
ジェフ・フォイヤ―ジーク

[出演者]
ダニエル・ジョンストン、キャシー・マッカ―ティ、ジャドフェア、ギビー・ヘインズ、マット・グローニング

感想

多くの有名ミュージシャンに影響を与えた人物で、多くの曲がカヴァーされているらしい。正直、この映画を見るまでダニエル・ジョンストンの存在を知らなった。彼の描いた絵も有名らしく、カート・コバーンが着ていたTシャツに描かれていたのも彼の作品。

様々なエピソードがあり、メタリカを悪魔だと思っていた時期があり、メジャーでCDを発売する時にメタリカのいないレーベルで発売しているなど、多くの話がある。

ミュージシャンというより、芸術家といった感じの人物。天才は私生活が無茶苦茶な人が多いというイメージを、そのまま表現したような人物で、繊細で純粋なゆえに苦しみも多かった人生だったんだなというのが、この映画の感想。

ダニエル・ジョンストンは、2019年に亡くなっています。