フロム・イーブル バチカンを震撼させた悪魔の神父 (2006年)
あらすじ
1970~90年代の北カルフォルニアで性的虐待をした聖職者を取材。そこから見えてくるのは、カトリック教会が歴史的に行っていた虐待の文化、事件の隠蔽、加害者聖職者の保護。
教会や聖職者の加害者と少年少女の被害者に、インタビューして判明した衝撃の事実とは…
アメリカ/101分
監督・出演者
[監督]
エイミー・バーグ
[出演者]
トーマス・ドイル、アン・マリー・ジョウノ、オリバー・オグレディ
感想
神父の告白がメインとなって話は進み、最後はバチカンまで取材に行くという気合の入った映画。当時、全米に約10万人の被害者がいると言われていて、各地で性的虐待の訴えが頻発していたらしい。
インタビューを見ていて、加害者の神父が悪気なく話しているのがある意味怖い。当時のバチカンが見て見ぬふりをしている様子や、インタビューを受けている被害者の告白は生々しいです。
この後、バチカンも性的虐待があった事を認め、真剣に問題解決に取り組んでいるらしい。被害者が少年少女というのが見ていて辛かった。個人的には宗教団体に、ここまで切り込んだのは凄いと思った映画だった。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません